鈍感な世界で生きる 敏感な人たち イルセ・サン
今日のしつもん読書は、
『鈍感な世界で生きる 敏感な人たち』イルセ・サン 著
を読みました。
激アツキーワード
- HSP:とても敏感な人、繊細な心の持ち主、敏感な神経の持ち主
- クリエイティビティにあふれている
- 自己評価が低い
- 20%がHSP
- 病気ではない
- アメリカの精神分析医で学者のエレイン・アーロンが1996年に提唱した
- 不当に低い評価を受けてきた
- とても敏感という言葉は、抑圧されている、心配性、恥ずかしがり屋、神経症などの言葉で言い表されていた
- 他の人よりもポジティブなものも、ネガティブなものも影響を受けやすい
- 生まれもった気質→乳児期から激しい反応を示す
- 外界からの情報を元にさまざまな思考や空想を広げる。そのため、脳のハードディスクがすぐにいっぱいになるので、過度の刺激を受けたと感じる
- 刺激にすぐに耐えられなくなり、不快に感じる
- 不快な音やにおい、視界に入ってくるものを気にせずにはいられない
- 物事を軽く受け止めるのが得意ではない
- 罪悪感や羞恥心を抱きやすい
- とても慎重で危機管理能力が高い。そのため、行動が遅くなることもある。
- 不安を抱きやすい
- 共感力が高く、他人に感情移入することができる
- 誠実で責任感があるので、不穏な空気を感じると、すぐになんとかしようと頑張りすぎてしまう
- 他人の気分を害することを避けたいので、他人と接するとき、気が張ってしまう
- 思いやりがあるので、反応がゆっくりになり、相手に言いたいことが言えない
- 刺激を受けすぎると、心に余裕がなくなって配慮を欠き、一緒に居づらい人になってしまう
- HSPの70%が内向的、30%が外向的
- 外向型のHSPは、同じことの繰り返しに飽きてしまうので、ルーティンワークが続くと、落ち着きを失う
- 外向型のHSPは、事後に自らを責める傾向がある。それでも刺激を求めるのをやめない。アクセル踏みながらブレーキを踏んでいる状態。
- 自尊心が低いから優秀でいようとする
- 羞恥心を解消する方法→他のHSPの人の話を聞く→自分だけではなく、ほかの人も同じなんだと知ることができ、嬉しくなる。
- 恐怖心を感じ、憂鬱になりやすい
- 想像力が豊かだから、新しい可能性を考えるのが得意なため、物事が悪い方向に行く可能性も見えてしまう。だから不安になってしまう。
- HSPの乳児は刺激に繊細。思いやりに溢れた安全な環境で育った子どもは、まわりで起きている出来事に参加したがり、共感し、喜び、関心を持ち、適応することができる。
- 思考をコントロールして、落ち込むような発想を避ける
- 知らない人と会うと、強い刺激を感じてしまうため、その刺激から自分を守ろうとする
- 私はHSPだから○○とうことだけに照準を合わせて人生を送らないようにする
- 「~すべき」と道徳化(固定観念)しない:「すべき」から「だったらいいのに、~して欲しかった」へ変える
- 悲しみは思いやりを呼び起こすが、怒りは思いやりを遠ざける
- 五感からの過度な刺激を受けないための対策をとる
- 外からの刺激の80%は視覚から入ってくる